「あか牛」ってどんな牛?
褐毛和種(あかげわしゅ)は熊本系と高知系に分けられ、いずれも起源は韓牛と言われています。
現在の「くまもとあか牛」は阿蘇、矢部および球磨地方で飼われていた在来種とシンメンタール種の交配により改良された固有種で、昭和19年に和牛として登録されました。
あか牛は、耐寒・耐暑性に優れており、放牧に適し、性格がおとなしく飼育しやすいという特性を持っています。
肉質は赤身が多く、適度の脂肪分も含み、うま味とやわらかさ、ヘルシーさを兼ね備えています。
現在の「くまもとあか牛」は阿蘇、矢部および球磨地方で飼われていた在来種とシンメンタール種の交配により改良された固有種で、昭和19年に和牛として登録されました。
あか牛は、耐寒・耐暑性に優れており、放牧に適し、性格がおとなしく飼育しやすいという特性を持っています。
肉質は赤身が多く、適度の脂肪分も含み、うま味とやわらかさ、ヘルシーさを兼ね備えています。
⇒「あか牛」肉の特徴を見る。
阿蘇地方では、豊かな草資源を活用した放牧が行われています。

あか牛は子育て上手!
毎日、40~50kgの草を食べ、3~6km歩きます
現在、あか牛の母牛、子牛の頭数は全体で約19,000頭、そのうち放牧は約9,000頭が放牧されています。
稲ワラとトウモロコシや麦、ビール粕などの配合飼料を出荷までに約4トン食べます(黒毛和牛は約5トン)。
毎日、40~50kgの草を食べ、3~6km歩きます
現在、あか牛の母牛、子牛の頭数は全体で約19,000頭、そのうち放牧は約9,000頭が放牧されています。
稲ワラとトウモロコシや麦、ビール粕などの配合飼料を出荷までに約4トン食べます(黒毛和牛は約5トン)。
「あか牛」の飼育は…

和牛の種類と飼養頭数
種 類
| 飼養頭数
| |
褐毛和種(あか牛)
| 熊本と高知を主産地とし、改良の歴史、外見や特性等、それぞれに独自のものを持っているます。熊本系は北海道や長崎等でも飼養されています。
| 23,000
|
日本短角種
| 在来の南部牛にショートホーン種を交配して改良した品種。毛色は赤茶色。青森や秋田、岩手等東北・北海道地方で飼養されています。
| 2,200
|
無角和種
| 在来の黒毛和種にスコットランド原産のアバディーン・アンガスを交配した品種で山口県で飼養されています。
| 200
|
黒毛和種
| 中国地方の在来種に、外国種のブラウンスイス、デボンなどを交配して改良した品種で、現在では全国的に分布し、肉用和牛の94%を占めています。
| 1,773,000
|
合計 1,798,400
資料:(社)家畜改良事業団・(社)中央畜産会「家畜改良関係資料」 →「あか牛」の系統図を見る。 |
日本国内の消費牛肉の内訳

国内で食べられている牛肉で和牛が占める割合は約16%です。
「国産牛」と表示されているのはホルスタインなどの乳牛や国内で飼養されている外国種の牛、交雑種などです。
「国産牛」と表示されているのはホルスタインなどの乳牛や国内で飼養されている外国種の牛、交雑種などです。